肉離れ
こんなお悩みはありませんか?
最近こんなお悩みありますか?
筋肉が痛い
お腹を押すと痛い
背中を押すと痛い
背中が痛い
手足に痛みを感じる
このような5つの例が当てはまる方は肉離れになる確率が高いです。
軽い肉離れでも痛みが起こりますが、比較的軽い痛みであることが多いです。そのため、歩行への影響は出にくく、普段の生活には大きな支障が生じないことがほとんどです。また、痛みがなくなるまでの期間も短くなります。
肉離れで知っておくべきこと
症状が軽いものであっても、痛みがなくなったからといって完治しているわけではありません。そのまま運動を続けてしまうことで、肉離れが重症化したり再発したりすることがあります。適度な安静とストレッチによる再発予防が重要となるため、早めに整形外科を受診することをおすすめします。
さらに、肉離れになった場合、まず応急処置として一般的なRICE処置を行ってください。安静、冷却、圧迫、患部を心臓より高くあげることが基本です。横になって安静にし、必ず氷水で患部を包帯やテーピングなどで圧迫しながら固定すると、回復が早くなります。
症状の現れ方は?
肉離れとは、筋肉の強い収縮や過度な伸長によって筋肉が断裂することをいいます。
代表的な症状として、筋肉の断裂音(プチッ、パチッなど)が聞こえ、その直後から痛めた筋肉に強い痛みが現れ、歩くことが困難になることがあります。
また、MRI画像に基づき重症度分類を行います。
I度(軽傷):筋膜、腱に損傷がなく、筋肉内に出血を認める(出血型)
II度(中等症):筋腱移行部の損傷を認めるが、完全断裂、付着部の裂離を認めない(筋腱移行部損傷型)
III度(重症):筋腱の短縮を伴う腱の完全断裂または付着部裂離(筋腱付着部損傷型)
その他の原因は?
その他の症状として、アザができる、患部がへこむ、患部の筋肉が硬くなる、患部の筋肉が動かしにくくなる、柔軟性が低下する、歩行時にバランスを崩しやすくなるなどの症状が現れることがありますが、肉離れを起こしても歩ける、走れることもあります。
ですが、まずは絶対安静にして、動き続けないことが重要です。動けるからと言って動き続けると、将来的に後遺症を引き起こす可能性があるため、注意が必要です。また、肉離れは自然治癒が難しいため、医師による診断や施術が必要となります。
軽度や中度の肉離れであれば、整骨院でケアを受けることもできますので、医師や整骨院での相談をおすすめします。
肉離れを放置するとどうなる?
肉離れを放置してしまうと、血腫や瘢痕組織が形成され、しこりやつっぱり感などの違和感が残ることがあります。
また、筋肉の柔軟性や筋力が衰え、運動機能が低下し、筋肉がゆがんだ形のままとなってしまうことがあります。これにより、身体のゆがみや歩行困難などが引き起こされる可能性があります。
さらに、断裂した筋肉が正常につながらず、運動障害や筋断裂、繰り返し肉離れを再発することが多く、後遺症や悪化につながる可能性が高まります。
後遺症を残さないためにも、再発を防ぐことが大切です。RICE処置を行った後は、早めに施術院を受診しましょう。後遺症を残さないためにも、施術とリハビリは最後まで続けることが重要です。
当院の施術方法について
当院で行う肉離れに対する施術方法として、まず一つ目にEMS(電気治療療法)が考えられます。肉離れは筋繊維の損傷のため、痛みや状態によっては動作に制限がかかることがあります。EMSを使用することにより、疼痛の軽減や損傷した組織の修復促進が期待できます。
二つ目に考えられる施術方法は鍼施術です。鍼には筋緊張の軽減や疼痛の軽減が期待できます。
また、肉離れの再発防止を目的として行う施術方法として、筋膜ストレッチが考えられます。筋肉の柔軟性向上や関節可動域の向上が期待できるため、当院では後療法として取り入れています。
改善していく上でのポイント
受傷直後は電気療法やアイシングで炎症を引かせ、損傷した筋肉を軽減させるために鍼施術などで血液を損傷部位に集めていきます。
急性期ではアイシングや筋肉へのストレッチは行わず、筋肉を弛緩させ、圧迫を加えて固定を施すことが大切です。また、患部を心臓より高い位置にして炎症症状を防止するなど、RICE処置が重要です。
炎症が鎮まった後は、温熱療法や少しずつ患部を動かして関節や筋肉の固まりを防ぐ後療法を行う必要があります。損傷からの回復期間を見ながら施術の順番を決めることが、再発予防や早期の軽減が期待できるポイントとなります。