悩みタイトル

股関節(脚の付け根)の痛みがある。
股関節の動きが悪い。
長い時間立ったり歩いたりすることが困難。
関節症が進行すると運動しない場合でも常に痛みがでる。
夜間痛がでる。

変形性股関節症にはこのような症状あります。

変形性股関節症は女性に多く、さらに40歳から50歳の方に多く見られます。
また、先天的に股関節の臼蓋という関節の受け側(骨盤側)の形成不全によって症状が出る場合があります。

変形性股関節症に対する当院の考え

変形性股関節症は、股関節の動きが制限され、筋肉に負担がかかり、硬くなってしまうことで痛みが生じる病態です。
この症状は先天性または後天性で引き起こされることがありますが、どちらの場合も股関節の動きが制限され、筋肉に負担がかかることが共通しています。

先天的な状態の場合、股関節そのものに原因があるため、完治は難しい場合もありますが、症状の軽減や緩和は筋肉の状態によって実現可能です。

特に女性の場合、出産による骨盤の開きが股関節に負担をかけることがあります。
そのため、骨盤の開きや捻れを正すことも重要です。
産後の骨盤矯正や電気施術を通じて、インナーを鍛えることで、症状の軽減が期待できるでしょう。

変形性股関節症を放っておくとどうなるのか

この症状が放置されると、50歳までの方には骨切り術(部分的な削り込みによる痛みの軽減施術)や60歳以上の方には人工関節置換術という手術が必要となる可能性があります。

人工関節置換術は、全治の速い手術の一つですが、多くの場合、2〜3週間の入院が必要となります。
特に高齢者の方にとっては、リハビリテーションが欠かせず、3〜4週間の入院が必要になることもあります。

しかも、人工股関節の耐用年数は15〜20年程度とされており、その都度手術や入院が必要となり、心身ともに負担がかかってしまいます。

変形性股関節症の軽減方法

股関節の痛みや可動域の制限は、湿布やロキソニンなどの痛み止めだけでは根本的には軽減されません。

これらの薬は一時的に痛みを和らげる役割を果たしますが、痛みが消え楽になった状態で普段通りの生活を送ってしまい股関節に負荷をかけ続けることで、再び痛みが増すことがあります。なぜなら、これらの薬は痛みを抑えるだけであり、患部自体の軽減には至りません。

では、どのように対処すればよいのでしょうか。

変形性股関節症が進行している場合、元に戻すことは難しいかもしれませんが、骨盤の歪みや筋肉・靭帯の緊張を和らげることで股関節の痛みを軽減することができます。
骨格の調整を通じて、痛みの根本的な原因にアプローチし、継続的な痛み軽減を目指していくのです。

当院では、個々の状態に合わせた施術を行い、骨格や筋肉の調整を通じて痛みの軽減をサポートしています。

変形性股関節症の軽減に効果的な当院の施術メニューは?

変形性股関節症の施術において重要なのは、股関節の関節軟骨のすり減りを遅らせ、症状の進行を可能な限り抑えることです。

股関節への負荷を軽減するためには、筋力トレーニングやストレッチなどが効果的です。

当院では、筋力改善を期待できる「楽トレ」や「EMS」といった施術法が取り入れられています。
体幹の筋力を強化することで、単に股関節を動かすだけでなく、骨盤や腰椎との連動した動きを実現できるようになります。

また、「筋膜ストレッチ」も有効なアプローチです。これにより、股関節周りの筋肉をほぐし、緊張を解きほぐすことが可能です。
股関節の運動範囲を拡大し、可動域を広げる効果が期待できます。

その施術を受けるとどう楽になるのか

楽トレやEMSを取り入れることで腸腰筋が鍛えられ、体幹がしっかりとした状態に整います。普段の日常生活で股関節にかかる負担が軽減され、痛みの軽減が期待できます。

また、筋膜ストレッチを行うことで柔軟性を取り戻し、股関節の可動域を向上させることができます。

高まった可動域によって運動もより効率的に行え、自宅でもアプローチが可能で、早期の軽減が期待できます。

軽減するために必要な施術頻度は?

患者様ご自身が感じる痛みの強さによって異なりますが、痛みが軽度な場合は週に1〜2回程度の施術がおすすめです。

一方、痛みが強くて日常生活に影響を及ぼすほど症状が進行している場合には、痛みがある程度引くまで可能な限り毎日のご来院をおすすめします。

お体の状態に合わせて最適な施術頻度をご提案させていただきます。

痛みの軽減や快適な生活を取り戻すために、一緒に取り組んでいきましょう。
どうぞお気軽にご相談ください。