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こんにちは。恵庭駅前接骨院です。
本日は帯状疱疹についてのブログになります。

皆様は帯状疱疹にかかったことはございますか?日本人の約90%の体内に帯状疱疹の原因となるウィルスが潜んでいるそうです。

帯状疱疹の症状は

皮膚に神経痛(ピリピリ、ズキズキ、チクチクするような痛み)のような痛みが起こります
焼けるような痛みを伴うこともあります
その後水ぶくれを伴った赤い発疹が現れます
その他にも身体に痒みや痺れが併発することもあります
症状の出方は主に身体の左右どちらかに出現し強い痛みを伴うことが多いです

帯状疱疹は症状の発症から3〜4週間ほど続きます。

帯状疱疹後に対する当院の考え

基本的に神経痛の症状がある場合、患部に対しては安静が最も重要で、特にできることは限られています。

ただし、睡眠の質が低く、リラックスが難しい方は症状の緩和が難しいかもしれません。そのような場合、当院ではマッサージ施術やドライヘッド矯正、鍼治療などを通じてリラックス効果を促進し、筋肉を緩めて日常的な身体への負担を軽減するお手伝いをさせていただきます。

特に、後述しますが、鍼施術は神経痛に対して非常に効果を期待できます。
神経痛の症状がある方は、ぜひ当院の鍼施術を試してみてください。

帯状疱疹後を放っておくとどうなるのか

帯状疱疹は基本的に、約1か月で70〜80%の患者が自然に回復します。
ただし、この統計は定期的な健診で予後に問題のない方々に関してのものです。

帯状疱疹に罹患し予後不良の状態を放置すると、統計によれば、患者様の約1/3は3か月以上、1/5は1年以上神経痛の症状が残り、悪化の一途をたどる可能性があります。
帯状疱疹後は、どれだけ忙しくても、最低でも1か月は近くの医療機関を受診し、また近くの整骨院や接骨院で身体のメンテナンスを受けることが、症状の悪化を防ぎ、回復を助けるために必要となります。

帯状疱疹自体も、特に首から上に発症した場合は、失明や顔面麻痺、難聴など重篤な合併症を引き起こすことがあります。
したがって、皮膚の病気と軽視せず、早期の施術を受けることをお勧めします。

帯状疱疹後の軽減方法

帯状疱疹の施術において、発疹が生じてから3日以内に抗ウイルス薬を服用を開始するのがポイントです。
抗ウイルス薬は自己判断で中断せず、7日間継続することが大切です。急性疼痛に対しては、解熱鎮痛薬が用いられます。
また、帯状疱疹後神経痛の施術には、解熱鎮痛薬の他に神経ブロック(局所麻酔薬の注射)があります。

帯状疱疹を予防するためには、規則的な生活習慣を心がけることが大切です。
生活リズムの乱れは体力の低下やストレスの原因になります。まずは、十分な睡眠を確保し、栄養バランスの良い食事を摂るように心掛けましょう。
仕事や家庭、人間関係などのストレスを過度にため込まないことも、発症や重症化を予防するのに効果があります。

帯状疱疹後の軽減に効果的な当院の施術メニューは?

帯状疱疹に対して当院がお勧めする施術メニューは2つあります。

1つ目は『鍼施術』です。
鍼の効果には『消炎作用』と『鎮痛作用』があり、帯状疱疹が出現している部位を囲むように施術していき、炎症、腫れ、痛みを軽減させます。

2つ目は『全調整鍼』です。
このメニューは、より東洋医学的なアプローチで、自律神経(交感神経、副交感神経)への効果が強調されています。帯状疱疹の発疹が治まった後に残る神経痛(帯状疱疹後神経痛)に対するアプローチが可能です。

その施術を受けるとどう楽になるのか

『鍼施術』では、上述の消炎作用と鎮痛作用に加えて、体質改善や免疫力の向上といった効果も期待できます。研究結果でも神経ブロックよりも有効性が示されています。

帯状疱疹後神経痛は、痛みだけでなく、不眠や精神不安定などの日常生活にも影響を及ぼす強い痛みです。そのため、交感神経が過剰に活動し続けることがあります。
『全調整鍼』を使用することで、交感神経の活性を抑制して副交感神経を優位にし、痛みだけでなく不眠や精神不安定といった随伴症状の軽減も期待できます。

軽減するために必要な施術頻度は?

帯状疱疹の皮膚症状が治ったとしても、痛みが残ることがあります。
これを帯状疱疹後神経痛といいます。

この症状の軽減には、週に2回、合計で10回~15回の施術が必要です。
帯状疱疹後神経痛は非常に辛い状態であり、適切な施術を続けることで症状の軽減が期待できます。

また、帯状疱疹は再発する可能性があるため、自律神経の調整を継続的に行うことが大切です。週に1回の施術を受けることで、再発を予防し、体調を整えるのに効果を期待できます。