片頭痛
こんなお悩みはありませんか?
片頭痛を引き起こすきっかけには、ストレスや寝不足、気候や気圧の変化、飲酒、月経などの女性ホルモンの関与が関係します!
チーズやワインなど特定の食べ物や薬などが刺激となる場合もありますが、原因は明らかにされていません。完全主義、努力家、神経質な性格の人がなりやすいとも考えています。
吐き気や嘔吐、普段は気にならない光・音・においを不快に感じるなどの症状を伴うことも多く、いつも気にならない所も敏感になってしまうことがあります。
片頭痛で知っておくべきこと
片頭痛の患者さんの30~50%はマグネシウム(Mg)が不足しているとされています。片頭痛の発症にはMgの欠乏が重要な役割を果たしており、Mg不足が血管のスパズムを引き起こし、片頭痛を発生させる可能性があります。
入浴による血管拡張の作用が、逆に片頭痛を悪化させるケースもあります。しかし、発作がないときには、片頭痛に限らずお風呂に入ることをおすすめします。緊張性頭痛と同様に、日常生活でのストレスや睡眠不足が片頭痛の発作を引き起こしやすいため、規則正しい生活を心がけることが重要です。
自分にとって適切な睡眠時間を見つけ、ストレスを上手に発散し、ストレスのない状態を保つことが大切です。また、痛みがないときには適度な運動を行い、片頭痛の誘因である光やアルコールなどをできるだけ避けるよう心がけましょう!片頭痛の発作が始まった場合、頭を冷やし、静かな暗い部屋で刺激を避けながら休むことが大事です!
症状の現れ方は?
頭の片側、あるいは両側にズキズキと脈打つような痛みが起こり、前兆としてキラキラギザギザとした光が見えたり、視野に盲点ができ、その周囲がチラチラ光って見えることがあります。また、体のバランスが取れなくなったり、腕や足から力が抜ける、しゃべりにくくなることが前兆として見られることもあります。
さらに、予兆として胃の不快感や空腹感、眠気、むくみなどが現れることもあります。
頭痛の最中に体を動かしたり、頭の位置を変えることで痛みが悪化するのも片頭痛特有の症状です。また、吐き気、嘔吐、下痢も代表的な症状として見られます。
その他の原因は?
脳の血管が急激に拡張することで頭痛が発生します。血管が拡張すると、周囲の三叉神経が刺激され、炎症物質が分泌されてさらに血管が拡張し、頭痛を引き起こすと考えられています。
片頭痛の患者様の半数以上が明るい光を不快に感じる「光過敏症」を持っているため、明るい場所での昼寝は片頭痛を引き起こしやすくする可能性が高いとされています。
片頭痛の痛みがあるときは、冷やしたり、睡眠を取ったり、鎮痛薬を飲んだりするなど、対処法を試してみましょう。また、日頃から規則正しい生活を心掛けるなど、生活習慣を整えることも大切だと考えられています。
片頭痛を放置するとどうなる?
片頭痛を放置してしまうと脳の過興奮・感受性が高まっている状態が続き、加齢に伴い片頭痛自体は軽減することがあっても、難治性の浮動性めまいや頭痛、頭重感、耳鳴りなどを発症することがあります。また、片頭痛は脳梗塞やアルツハイマー病などの認知症のリスクを高める可能性があるというデータも報告されていますので、放置することはおすすめできません。
他にも放置により現れる症状として、
・ズキンズキンと脈打つように痛む。
・肩こり・吐き気を伴う。
・頭痛が起きているときは光と音に過敏になる。
・頭痛は動くと悪くなり、じっとしている方が楽。
・天候に左右されて気圧の低下などにより起こりやすい。
・年齢を重ねるとめまい・耳鳴りに移行することがある。
などが挙げられます。
当院の施術方法について
当院での片頭痛に対する施術方法としては、『ドライヘッド矯正』などが考えられます。
片頭痛はストレスや、頭部、首、肩、背中などにある筋肉の緊張が原因で発生することがあります。この『ドライヘッド矯正』では、主に筋肉にアプローチを行いますので、筋緊張によって引き起こされる片頭痛の軽減が期待できます。
その他の施術方法としては、『鍼施術』も適していると考えられます。『鍼施術』では、より深く筋肉に刺激を与え、筋緊張を緩める効果が期待できます。
この2つの施術方法は、筋緊張に対して細かくアプローチすることで、かなりの症状軽減が期待できると考えております。
改善していく上でのポイント
片頭痛を軽減していくためのポイントについてお話しします。
1つ目は食べ物に気をつけることです。
片頭痛の患者様は、他の方に比べて高脂肪食やコーヒー、お茶の消費量が多いことが指摘されています。食事が誘因となることもあるため、食生活を見直すことが大切です。
2つ目は、睡眠をしっかりと取り、ストレスを溜めないことです。
片頭痛の誘発因子で最も多いのはストレスと言われています。その他にも睡眠障害や夜更かしといった誘発因子があります。ストレスを完全にゼロにすることは難しいかもしれませんが、十分な睡眠を確保し、ストレスを溜めないようにすることが重要です。