骨盤の歪み

こんなお悩みはありませんか?
骨盤の歪みがあると
腰痛
肩こり
冷え性
便秘
むくみ
下腹が出る
代謝が悪くなり太りやすい
女性では
生理痛が重たい
生理不順などの症状が出てくる
方がいます。
骨盤の歪みが原因で痛みを感じる部位として、主に腰、膝、股関節、肩などが挙げられます。腰痛は特に多く、骨盤が前後や左右に傾くことで腰椎に負担がかかり、慢性的な痛みを引き起こします。また、膝や股関節も骨盤の歪みによって位置がずれ、関節に不自然な力が加わることで痛みが発生します。その状態がキープされることにより腰痛や肩こり、便秘、冷え症、むくみなど症状が慢性化してしまう方が多く見られます。
骨盤の歪みについて知っておくべきこと
骨盤の歪みの原因は、日常生活における悪い癖やケガの影響、スポーツやお仕事での偏った動作などにより生じます。歪みのタイプは「前傾」「後傾」「左右のねじれ」「左右の傾き」の4つに分けられ、それぞれ腰痛が現れる部位や症状に違いがあります。
前傾の場合は立っている状態で、後傾の場合は座っている状態で痛みを感じやすくなる傾向があります。骨盤が歪むことで、骨盤まわりの筋肉のバランスが崩れ、産後などでは骨盤が開いた状態になってしまうこともあります。
さらに、骨盤が歪むことで骨盤内にある消化器官の位置や、女性の場合は子宮の位置がずれることがあり、それにより便秘や下腹部の張りを感じやすくなる場合があります。また、生理痛が重くなったり、生理不順といった症状につながることもあります。
症状の現れ方は?
骨盤の歪みの原因は、普段何気なく行ってしまう動作や姿勢にあります。足を組む、横座り、あぐらをかく、腕枕で寝転ぶ、椅子に浅く腰を掛ける、肘をついてうつ伏せになるといった姿勢により、骨盤が歪んでしまうことがあります。
また、バッグをいつも同じ肩にかける、重い荷物を片手で持つ、歩く際に下を向くといった重心の偏りも、骨盤の歪みにつながる要因です。
骨盤が歪むと、周囲の筋肉や関節に不自然な負荷がかかり、腰痛、肩こり、膝の痛みなどが現れやすくなります。さらに、骨盤は内臓を支える役割も担っているため、歪みによって内臓の位置が変化し、消化不良や便秘、生理不順など、内臓機能の不調につながることがあります。
その他の原因は?
その他の歪みの原因として考えられるのは、妊娠や出産です。女性は妊娠すると、産道を確保するために「リラキシン」というホルモンが分泌され、骨盤周辺の筋肉が緩みやすくなります。その結果、筋肉による骨盤の支えが不十分となり、骨盤に歪みが生じる可能性があります。
この「リラキシン」の分泌は出産後もしばらく続くため、妊娠中から出産後数ヶ月程度は骨盤が歪みやすい状態が続くとされています。
さらに、その他の要因として、左右どちらかに重心をかけて立つ癖がある、ハイヒールを履くことが多い、うつ伏せで寝ることが多いといった生活習慣が挙げられます。また、加齢による筋力低下も骨盤の歪みを引き起こす一因といえます。加えて、ケガをした部位をかばいながら生活することで、全身のバランスが崩れ、骨盤が歪んでしまうこともあります。
骨盤の歪みを放置するとどうなる?
骨盤が歪むと、周囲の筋肉や関節に負荷がかかり、さまざまな症状が現れることがあります。たとえば、腰痛・肩こり・膝の痛みなどの慢性的な不調や、血流やリンパの流れが悪くなることによる冷えやむくみ、内臓の位置が変化することで生じる消化不良・便秘・生理不順などが挙げられます。
また、姿勢の悪化によって猫背や反り腰になりやすくなるほか、下半身太りといった体型の変化が見られることもあります。女性の場合は、出産に伴う骨盤の歪みによって、腰痛や尿漏れといった症状が出ることもあります。
骨盤が歪んでいる方に見られやすい特徴としては、下腹がぽっこり出ている、肩の高さに左右差がある、猫背気味の姿勢、椅子に座った際に無意識に膝が開いてしまう、靴の外側やかかとの減りが早いなどが挙げられます。
このような症状が気になる場合は、お近くの整骨院などで一度ご相談されることをおすすめいたします。
当院の施術方法について
骨盤の歪みに対して当院の施術方法は、全身骨格矯正をおすすめしております。全身骨格矯正とは、全身の歪みを調整し、歪みによって引き起こされる症状の軽減が期待できる施術のことです。まず全身の筋肉をほぐし、身体のこりや緊張を緩めてから、全身の骨格を調整していく施術です。
また、姿勢の軽減では、猫背やストレートネックなどの姿勢の崩れを整えることが期待でき、慢性的な痛みやこりの緩和、肩こり・腰痛・手足のしびれなどの慢性的な不調の緩和が見込まれます。さらに、血行やリンパの流れを促すことで、むくみの軽減やダイエットにも効果が期待できると考えております。
改善していく上でのポイント
軽減にあたってのポイントとして挙げられることは、姿勢や筋肉のアンバランスが主な原因となるため、正しい習慣と適切な運動で整えていくことが重要です。さらに骨盤の位置を整えるためには、日常的に姿勢を意識することが基本となります。
座る時の姿勢としては、足を組む癖を直すことが大切です。足を組むと骨盤が左右に傾く原因となります。座るときは両足を床にしっかりつけるように心がけましょう。そして、柔らかすぎるソファは避けることをおすすめします。骨盤が沈み込み、歪みやすくなるためです。適度な硬さの椅子を使用しましょう。
最後に、骨盤の歪みを軽減するには、日々の積み重ねが大切です。一度で効果を感じることは難しいですが、正しい姿勢や運動を続けることで少しずつ軽減していきます。