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こんなお悩みはありませんか?

背中の痛みイラスト

こんなお悩みはありませんか?

呼吸が苦しい
胸をそらせない
腕が真っ直ぐ上がらない
仰向けで寝るのが辛い
背中がずっと痛い、もしくは背中が張ったり違和感を感じる

以上の5つの中で2つ当てはまる人は、背中の状態に何らかの障害が起きている可能性が高いです。

どの症状も昨日今日のお身体の状態で起きるわけではなく、背中の動きの制限が出てから朝の寝違えなどのちょっとした出来事がキッカケになり、痛みもしくは上記の症状を併発します。

背中の痛みで知っておくべきこと

背中の痛みイメージ

背中の痛みで知っておくべきことは、どのような痛みでも放置してはいけないということです。

痛みは身体からの危険信号であり、しばらくすると消えることがありますが、これは痛みが治ったからではなく、身体が一時的に痛みに順応しているだけです。そのまま放置すると、以前よりも強い痛みが出る可能性が高くなります。

背中は頭、腰、肩など他の部位からの引っ張り力が強く、他の部位よりも症状が悪化しやすいです。また、背中の痛みが強くなると、呼吸が浅くなり、睡眠の質が低下し、自律神経が失調する可能性があります。さらに、姿勢も悪化する可能性が高いです。

症状の現れ方は?

最初に背中ではなく、肩こりや首の痛みなど、背中以外の部位に症状が出ることも多くあります。また、背中の痛みがある場合でも、痛みではなく重だるさや朝の起床時の身体の怠さから症状が現れることがよくあります。初めから背中の痛みが出る方もいますが、それは痛みが出ていないだけで、背部の硬さや可動域の狭さが原因で外傷を負っている可能性が高いです。

また、痛みが持続しやすく、強い痛みになると寝ることが困難になることもあります。背中の痛みは外傷だけでなく、動きの制限や猫背を伴うこともあります。症状の現れ方はさまざまですが、背中の痛みの軽減は可能です。

その他の原因は?

背中の筋肉イメージ

仕事や勉強会などの日常生活で前のめりの姿勢になっていることが多く、前のめりになるほど背中の筋肉が伸ばされ、痛めやすい状態になります。また、現代ではゲームやスマートフォンを使う際に長時間前のめりで手元を見ることが多く、頭の重さを背中で支えることになります。その結果、背中の辛さが出やすくなり、身体が硬くなりがちです。こうした日常生活で背中に大きな負担がかかり、痛みが発症することがあります。

また、寝ている時に寝返りがあまりできない方は、長時間寝ることで背中が痛くなることもあります。これは寝具が合っていない可能性が高いです。

背中の痛みを放置するとどうなる?

背中の痛みを放置すると、呼吸や睡眠に悪影響を与える可能性があります。特に、呼吸が浅くなると身体の回復能力が低下し、背中の痛みの軽減が遅れることがあります。痛みがひどくなると、睡眠中にも悪影響を及ぼし、背中の痛みが悪化するだけでなく、頭痛や他の身体の痛みを引き起こすこともあります。

また、痛みを避けるために身体を不自然な姿勢で過ごすことで、背骨の変形を招く可能性もあります。特に、小学生から高校生の女性の場合、痛みが長期間続くと、身体を左右どちらかに倒した疼痛回避動作が背骨の成長に悪影響を与えることがあります。これがいわゆる側湾症です。

当院の施術方法について

紹介イメージ

当院の施術方法としては、背中の痛みの場所によりますが、矯正施術、鍼施術、肩甲骨剥がし、電気施術などが有効です。

矯正施術は背中の骨の歪みを元の状態に戻し、背骨の可動域を正常にすることが目的です。

鍼施術、肩甲骨剥がし、電気施術は筋肉に対して行います。肩甲骨剥がしは、電気や鍼では届きにくい肩甲骨の内側に直接アプローチします。電気施術は広く浅く、鍼施術は局所的に深く治療を行うことが可能です。

さまざまなアプローチがありますが、骨格の歪みと筋肉の両方にしっかりとアプローチすることが、症状の軽減につながる最も効果的な方法です。

改善していく上でのポイント

症状の軽減において重要なポイントは、当院の施術だけでは全ての問題を解決するのが難しいということです。どんなに骨格や筋肉にアプローチしても、生活習慣を改善しない限り、お身体の症状は良くなりません。

例えば、1週間に1回60分のマッサージやストレッチを行っても、毎日3時間スマートフォンを使用し、お風呂に入らずそのまま寝てしまうと、背中の症状が悪化する可能性が高いです。これは施術効果が不十分という場合もありますが、お身体への負荷が過剰であるためです。この状態を改善するためには、セルフストレッチやお風呂に入ることが非常に重要です。