悩みタイトル

膝が痛い

足関節捻挫になってしまった方に多い症状として、運動時痛、足のむくみ(浮腫)、歩けない、歩きにくい、皮下出血斑などの症状が挙げられます。

運動時痛とは、歩行時に地面に足が着地した際や、靴下を履く際など、足首を捻る動作をおこなったときに痛みが出ることです。

足のむくみ(浮腫)は、捻挫により足関節周辺の血流障害が起こり、老廃物を流すことができず起きてしまいます。

足関節捻挫の急性期は痛みや熱感を伴い、歩行が困難となってしまいます。

捻挫によって足首に付いている靭帯が伸びてしまい、足関節を正しく保護できないことで歩きにくいという症状に陥ります。

足関節捻挫では、足首周辺の靭帯、筋肉、血管を損傷し出血することもあります。それによって皮下出血斑が出来ることがあります。

足関節捻挫に対する当院の考え

膝が痛い

柔道整復師は医師の診断がなくてもそのまま整骨院での施術が可能なので、状態によって当院での施術か整形外科への受診を行います。(固定、電気を使った施術など)

基本的に土日祝日は病院、整形外科が休診のところが多く、日常生活やスポーツでの足関節捻挫をすぐ診てもらうことができません。ですので、当院で一度足関節捻挫の状態を診させていただき、応急処置を行なってから病院、整形外科に受診していただきたいと考えています。

症状の重さによっては保険外の施術にはなってしまいますが鍼施術を行い、炎症、痛みを取り除いてから受診していただく場合がありますので、その際はご了承ください。

足関節捻挫を放っておくとどうなるのか

膝の痛み

足関節捻挫を放っておくと、痛みに耐えながらの生活となってしまいます。そうなってしまうと痛みが出ないような歩き方や、日常生活を行うため正常ではない歩き方となってしまいます。その期間が続いてしまうと「変形性足関節症」という疾患へと変化していってしまいます。

変形性足関節症になってしまうと当院では対症療法(症状を軽減するための施術)となってしまい、完治させるには病院での手術が必要となってきます。手術となれば3〜4日間の入院が必要となり、完治も時間がかかってしまいますので、足関節捻挫の急性期での施術が必要となります。

足関節捻挫の改善方法

膝の痛み

まずは炎症を抑えるための「ICE療法」を行います。
※ice(氷冷)、compression(圧迫)、elevation(挙上)
それに加えてrest(安静)させるためにテーピングや、ギプス固定を併用することもあります。→「RICE療法」

また、固定している部位以外は積極的に動かし、足関節周辺の筋力強化を行うことで再発防止となります。

痛みが出てしまい正しい歩行ができない患者様がほとんどですので、筋力強化に加えて歩行指導を行います。症状が出ている場所への負担を減らすことも軽減に向けて重要です。

足関節捻挫の改善に効果的な当院の施術メニューは?

明るい挨拶

軽減効果が期待できる施術メニューとして、①鍼施術、②EMS(神経筋電気刺激療法)、③足の極みの3つを推奨しています。

【①鍼施術】
疲労してしまった筋肉をほぐしたり、足関節に炎症が起きてしまうので鍼で神経、患部を刺激し炎症を抑えたり、細胞、神経を刺激し治癒に必要な白血球数を増やし治癒力を上げていきます。臨泣(足の薬指と小指が交わるところ)や、丘墟(外くるぶしの下前側の窪み)といったツボが効果があります。

【②EMS(神経筋電気刺激療法)、③足の極み】
この2つのメニューは、足関節捻挫によって負傷しやすい足関節外側靭帯(前距腓靭帯、踵腓靭帯、後距腓靭帯)やその周辺に付着している筋肉(長、短腓骨筋など)を施術し、痛みを取り除いていきます。

その施術を受けるとどう楽になるのか

明るい挨拶

患部の痛みや炎症が抑えられ、足関節捻挫をする前の日常に戻ることができます。

また、損傷してしまった筋肉や靭帯を正しい位置に戻すことができるため、自然治癒力が促進されます。 
 
 
 

改善するための施術頻度はどのくらいか

明るい挨拶

急性期と慢性期では来院頻度が異なります。

急性期では毎日来ていただき、痛みや炎症を抑える必要があります。また、歩行指導を行い、無理のない日常を送れるようにする必要があります。

慢性期では1週間に2〜3回の来院頻度が好ましいです。理由は、こまめにテーピングの張り替えや交換を行う必要があること、症状の変化を確認する必要があることが挙げられます。