顎関節症｜恵庭駅前接骨院

顎関節症に対する当院の考えとして、先に述べたように筋肉や靭帯に関する顎関節症には、当院での施術で軽減する可能性があります。しかし、変形を含む場合には、当院で緩和することは可能ですが、完治をすることは難しいと考えています。

ただし、変形の程度によりますが、軽度の場合は周りの筋肉の硬さが原因で痛みを伴うこともあります。このような場合、緩和することで変形が進行しないようにし、将来的な予防が可能です。

もし心配な方は、歯科や口腔外科などでレントゲンを撮っていただいてから当院にご来院いただければ、適切な施術を行うことが可能です。

顎関節症は主に噛み合わせの異常、歯ぎしり、食いしばりによって起こります。また、猫背などの姿勢や精神的なストレス、大口を開けたり、硬いものを噛んだり、左右どちらか一方でばかり噛む癖があることや、片方の歯が悪いために反対の歯だけで食べ物を噛むことでも発症することがあります。

特に最初の3つの原因では、寝ている時の歯ぎしりや、スポーツなどで力を入れる時、または緊張する場面で無意識に食いしばりが起こる可能性があります。

このように、顎関節症は骨格や筋肉だけでなく、姿勢や精神的な面にも影響を与えることが考えられます。

顎関節症を放置しておくと、日常生活に支障をきたすことがあります。知らないうちに口のズレが大きくなり、いつもよりも口が開けにくくなったり、食事の際に顎が疲れやすくなったりすることがあります。その結果、生活の面で支障をきたすことがあります。

さらに、顎関節症になると、噛み合わせが正常な場合と異なりバランスを崩してしまい、肩やこめかみ、腰なども緊張した状態になることがあります。このような緊張状態が続くと、顎の骨や筋肉に不具合が生じ、痛みにつながることがあります。

また、顎関節症を放置すると、顎の筋肉の上を通る視神経に異常が出ることがあり、その結果、目の奥が痛んだり、違和感を覚えたりすることがあります。

顎関節症の原因となる要因は数多くありますが、主に顎関節を動かす咀嚼筋の異常が関係していると考えられます。筋異常による顎関節症に対して、当院で対処可能な施術メニューとしては、「極上ドライヘッド矯正」または「ドライヘッド矯正」が適切だと考えられます。これらの施術は、頚部から顔面、または頭頂部など顔と頭全体にアプローチしており、咀嚼筋も含め、顎関節症に対しても軽減が期待できます。

また、他の施術メニューとして、美容鍼も同様に咀嚼筋にピンポイントでアプローチできるため、同じく軽減が期待されます。

これらのドライヘッド矯正や美容鍼などの施術を受けた場合、筋異常が起きている咀嚼筋の緊張が緩和されることで、顎関節症の可動域制限、噛み合わせの不一致、歯ぎしりや顔全体の歪みの軽減が期待できます。

ですが、症状によって施術期間や施術頻度が異なります。軽度の症状の場合、1～2回の施術である程度の軽減が期待できますが、重度の場合は長期的な施術期間が必要となることがあります。

症状を軽減させるためには、顎を安静にすることが重要です。食べ物はやわらかめのごはんやヨーグルトのようなものにし、パンの耳や硬い肉類などは控えるようにしましょう。

また、唇を閉じ、上下の歯を離し、顔の筋肉の力を抜くことを心がけることも大切です。口を大きく開けないようにし、食べ物は一口で食べられる大きさに切るよう配慮しましょう。あくびをすると筋肉や靭帯がかなり引き伸ばされるため注意が必要です。

症状にもよりますが、多くの場合、保存療法を行い、約3週間間隔で施術を受けることで、施術開始から3ヶ月程度でほぼ症状は軽減が期待できます。