腰痛・ぎっくり腰
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お仕事でパソコン作業をされている。
長時間座りっぱなしで腰が痛くなる。
立ち上がった時に腰の痛みを感じる。上記の症例以外にも腰が痛くなるケースがあると思います。
実は接骨院を受診される患者様のお悩みで、1番多いお悩みが腰痛です。腰痛は冬に起こりやすいというイメージを持たれている方が多いですが、実は年間を通して腰痛の患者様がいらっしゃるのが実情です。
恵庭駅前接骨院では、腰痛に対して対症療法ではなく、原因を特定し根本的に改善することを目的とした施術を行っております。
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腰痛に対する自院の考え
腰痛には様々な原因がありますが、多くの場合「筋肉の硬さ」が関わっています。ではなぜ筋肉は硬くなってしまったのでしょうか?
もちろん様々な原因がありますが、ほとんどの場合「姿勢不良」が原因です。
まず、人間の身体には様々な部位がありますが、一番上に位置している頭の重さを皆様はご存知でしょうか?
頭の重さは体重の約10%あるといわれており、5~10kgくらいですね。またその次に下にある腕も片腕約5kgあり、両腕を合わせると約10kgあります。人間の身体は合計すると15kg~20kgの重さを常に支えています。
ではどのように支えているのでしょうか?
人間本来理想の骨格は横から見て背骨のラインがS字になっている状態です。Sの字になっていることで15kg~20kgの重さを前後に分散させている状態です。
しかし姿勢不良、例えば猫背の状態の場合どうなるでしょうか?
横から見てCの字になってしまった場合15kg~20kgの重さを全て身体の後ろの筋肉で支えることになります。
本来は前後に分散されるべき15kg~20kgの重さを背中から腰までで支えることになるため、腰の筋肉に負担がかかり痛みが出てきてしまいます。 -
腰痛を放っておくとどうなるのか
腰痛を放っておく・・・ つまり負担がかかり続けている状態のため、時間が経てば良くなる・・・ ということはありません。
それどころか悪化し、もっと筋肉の硬さが増すと奥にある関節や神経が刺激され、痛みが増加し痺れが出てきてしまう場合もあります。
腰は身体の中心です。痛みが増してしまうと様々な支障が出てきます。
寝ている時に痛みが出てしまうと睡眠が十分にとれなくなったり、腰を曲げることができなくなるため着替えでも痛みが出たり、歩く度に痛みがでるため外に出るのが億劫になったり、長時間座ることが出来なくなるため仕事に支障が出たり、運動が出来なくなるため体重増加してしまったり・・・ 挙げたらきりがありません。
しかし、腰の痛みが改善されればこれらのようなことが全て改善されます。
睡眠がとれることで体力が回復し、仕事に集中することができ成果も上がり、旅行に行くこともでき、スポーツを楽しむこともでき、健康に過ごせます。
ちょっとの痛みだからと言って放っておいてしまうと後々に様々な影響が出てしまいます。少しでも違和感や痛みがある方は要注意です! -
腰痛の改善方法
では実際に改善するにはどのようにしたら良いのでしょうか?
簡単に言うと筋肉を柔らかくし、骨格を整え、整えた骨格を支える筋力をつけ、日常生活で負担がかかる動作の見直しを図れば改善されます。
しかしなかなか容易なことではありません。毎日ストレッチを行い、姿勢に気を付け、トレーニングを行う。これをすぐにできるのであれば世の中に腰痛の方は溢れていません。
ですので自分でできない範囲を私たちに任せて頂きたいと思います。
筋肉を緩め、姿勢矯正により骨格のバランスを整え、電気治療により必要な個所に筋肉をつけ、日常生活での注意点、自宅で行う事が出来るストレッチのアドバイス等々、しっかりと行わせていただきます。
当院では初めていらした場合、ご希望の方にはケアカレッジというものを行っています。
どのような姿勢が正しいのか、自分の身体の不調の原因はなんなのか、日常で何に気を付けたらいいのか分からない方が多くいらっしゃいます。
その方たちに向けて、はじめにお時間を頂き、お一人お一人に適切なアドバイスをさせて頂いております。
当院ではただ治療を行うだけではなく、その方がこの先ずっと痛みのない身体を維持できる手助けをしていきたいと考えております。 -
腰痛にはどんなメニューがおすすめですか?
当院には腰痛改善の為の様々な治療法がございますが、
①筋肉の硬さ・・・ マッサージ、鍼治療、電気治療、筋膜リリース、ストレッチ
②骨格の歪み・・・ 半身矯正、全身矯正、ストレッチ矯正
③筋力強化・・・ EMS
が特に有効となっております。 -
改善するにはどのくらいの頻度で通えばいいのか
治療家としましては毎日ご来院いただくのが理想です。ですが現実的に通える範囲でお話しますと週に1~3回がよろしいかと思います。症状や一回の治療での効果の出方は人それぞれですので、これは平均的なお話です。
期間に関しましては、
痛みをまず軽減したい方・・・ 5回もしくは1ヶ月ほど
症状を0に近づけたい方・・・ 3ヶ月
姿勢を改善していきたい方・・・ 6ヶ月
正しい姿勢を安定させたい方・・・ 9~12ヶ月
を目安にしてください。
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腰痛関連でよくある質問と回答①
Q、腹筋と背筋をすればよくなるんですか?
A、腹筋と背筋をして前後のバランスをとることは大事な事の1つです。ですが皆さんが思い浮かべる上半身を起こすようにする腹筋運動では逆に腰を痛めてしまったり、首や背中の筋肉にダメージを与えてしまう恐れがあります。
腹筋をすると腰が痛いという経験ありませんか?
あれは「腸腰筋」や「背面の筋肉」を無理に使ってしまっていて、
全く腹筋には効いていないんです。
加えて腰痛予防に必須なのは腹筋の「インナーマッスル」という部分の筋肉です。身体の体表から見えるのアウターマッスルとは異なるもので、鍛えるのがとても難しいと言われています。
腹筋と背筋を強化することで腰痛予防にはなりますが、正しい筋トレをしないと逆効果になってしまうという事ですね。 -
腰痛関連でよくある質問と回答②
Q、何が悪いから腰痛になるんですか?
A、何が悪いからと言うよりも、一人一人の日常生活によって負担のかかる場所や辛さは変わってきます。仕事や日常生活で色々な動作やクセなど負担になってしまうことやが体の不調を生み出してしまいます。例えばデスクワークなどで同じ姿勢が長く続き、筋肉の柔軟性が無くなり固くなってしまう事があります。
もう一つは季節性の腰痛です。これからの時期は特に寒くなってくるので、冷えによって筋肉が固くなり血流不足を起こすので、疲労が抜けにくくなっり、朝の重だるい感じが続いたりして最終的には痛みになっていきます。一人につき一つ原因があると言っても過言では無いので、今一度、自分の生活を見直すのも良いでしょう。 -
腰痛関連でよくある質問と回答③
Q、反り腰って治るんですか?
A、結果から言えば改善できます。ですが言葉にするのは簡単で、改善するとなると必ずご自身での努力と長い時間が必要になります。まず反り腰の原因は多くありますが、共通して「腸腰筋」と腹筋の奥にある「インナーマッスル」と言われる、姿勢保持に大きく関与する筋肉の硬さと筋力不足が問題となります。それに加えて前傾になっている立ち姿勢、大腿部と臀部の筋肉の硬さと筋力不足なども問題に挙げられます。そして普段から筋トレをしている人でも反り腰の人が多いため、一概に筋トレをすればいいというわけでもありません。自分自身で出来る限界は必ず出る宇野で、そこは専門的な施術を行けて頂いた方が良いと言えます。最終的に正しい立ち姿勢や座り方、適度な筋力、柔軟性が備わっていることで、反り腰を改善することが出来るのです。 -
腰痛関連でよくある質問と回答④
Q、矯正をしたら腰痛は治るか
A、一概に全員に当てはまるわけではありませんが、実際に姿勢不良からなる腰痛の方は多く、そのような方は骨格矯正で腰痛を改善することができます。具体的には骨盤の傾き、歪みやデスクワークによる猫背姿勢などにより常に背部の筋肉に大きな負担がかかることによって筋肉の緊張が強くなって筋肉の硬さやそれに伴う関節の動きの悪さに繋がります。それに対して骨格矯正で姿勢を治し余計な負担を無くしてあげることで腰のハリ、痛み、動きのを改善します。また、骨格矯正によって現在の痛みではなく将来起こり得る腰痛やその他の身体の不調を予防することができます。 -
腰痛関連でよくある質問と回答⑤
Q、何か自分で出来ることはありますか?
A、勿論セルフケア出来ることはあります。主には全身のストレッチです。腰は骨盤と背骨を中心に多くの筋肉に包まれています。特に大腿部・臀部・腹筋・背中という大きく強力な部位の筋肉が集まって、骨だけではなく内臓などの大切な器官を守るように囲われています。その為、その筋肉が硬くなってしまうと腰の動きが極端に悪くなってしまう事になります。上記の大きな部位だけではなく、脛(スネ)やふくらはぎ、首の筋肉ですら腰に影響を与えて腰痛の原因になりますので、全身の筋肉を緩めてあげる必要があります。1日10分からでもお風呂上りにストレッチしてあげてください。