僕がこの柔道整復師という職業を目指すきっかけになったのは、僕の父親がこの柔道整復師という職業で、自分が幼いころよく父親の整骨院に遊びに行っていたからです。そこでとても優しい患者さんに遊んでもらったり、後ろから父親のはたらいているところを見ていました。父は患者様と明るく話していたり、施術後の患者様がありがとうと言って帰って行くのを見て、その姿がとても格好いいなと思い、この柔道整復師という職業を目指すきっかけになりました。感謝されているところや、機械も何も使わず自分の力だけでできる事が面白く、人の身体を自分の手を使って治すことにとても魅力を感じました。そこからこの職業を目指すために父親も通っていた同じ専門学校に通うことにしました。専門学校は3年間ありとても長く、勉強は高校までの内容とまったく違いやはりとても難しかったです。特に人体の構造については必須の知識でありながら覚えることが多く、聞き馴染みのない単語が多くとても難易度が高く感じました。しかし柔道整復師という国家資格を取るという目標に向かい、毎日勉学に励みテストも落とさぬよう先生にも質問しにいきながら、必死に努力した。その結果国家資格を取る方ができました。

入社して初めに、千葉で2週間の研修がありました。ホテルでの生活はなかなか慣れず、食事も各自用意と苦労も多かったですが、それ以上に人の身体に触れて実際に施術に携わる、という事がとても嬉しくやりがいを感じました。同期とも協力し、毎日ホテルに戻ってから夜遅くまで復習と練習を重ねたのはいい思い出です。ただやはりそう簡単にはいかず、2週間という短い期間では手順や概要を覚えるので精一杯でした。充実した千葉での研修を終え、現場に配属されました。実際に現場で働く中で、初めは雰囲気になれるのにも苦労しました。患者様全員の名前を覚えるのは勿論、技術もまだまだなので、受付や雑用など些細な出来ることを探し、その中で空き時間を見つけては先輩方に教えを乞う日々でした。時には昼休みの時間を削って、ある日は業務が終わった後夜遅くまで残って練習に付き合って頂きました。なかなか進歩が見えず、キツく感じる事もありましたが、自分達も疲れている中忙しい時間を取り分けて指導して下さる先輩方の姿に励まされ、少しでも早く施術に入れるよう必死に努力しました。施術に多く入れるようになった今も現状に満足せず、日々進歩の心を忘れずに成長し続けていきます！